本人(女)から友人へ*受賞を祝われたお礼

本人(女)から友人*受賞を祝われたお礼電報の場合です。


つたない私の作品が、このたび幸運にも受賞しましたことで、お祝いのお言葉を頂戴いたし恐れ入りました。


紙人形を作りはじめてからまだ二年たらずの経験しかありませんので、受賞など夢にも思いませんでした。


それだけにうれしさも格別です。


今回の受賞を励みに、これからはもっとよく勉強して、良いものを作るように心がけたいと思います。


今後ともなにかとご教示のほどお願い申しあげます。


まずはとりあえずお礼まで。


受賞のお祝いお礼

本人(男)から友人*受賞を電報で祝われたお礼の場合です。


お手紙ありがたく拝見しました。


私の受賞をお喜びいただいて光栄です。


展覧会場に行かれたとのことですから、私の出品作もとくとご覧くださったものと思います。


自分で発明品だというのもおこがましいくらいなのに、受賞したというのは、今回の出品作のレベルが低かったのだとしか考えられません。


貴兄のせっかくのお言葉ですけれど、今のところ私は展覧会を見るために上京する予定は立てていません。


当地のデパートでも展覧されることになっていますから、そのとき自分の作品ではなく他人様の作品を見て、今後の勉強に資したいと思っています。


死ぬまでに一つぐらい、文明の発達に役立つようなものを発明したいものです。


どうも夢想家の資質から免れる日は来そうもありません。


とりあえずお礼まで。

入選を祝われたお礼

本人(女)から友人*入選を祝われたお礼について。


電報ありがとうございました。


あなたもきっとご応募なさったにちがいないと思っていました。


あなたが入選しないで私が入選したなんて、信じられない気持ちです。


あなたは過去に入選したご経験をおもちですので、審査員が同じ作者を入選させることを避けて、新人を選んだのかもしれません。


作品の出来の良し悪しよりも、選考事情で入選が決まるという例は、どこにもあることです。


私の作品が発表になりましたら、忌揮のないご批評をお願いします。


まずはとりあえずお礼まで。

入選を祝いのお礼

今回は、本人(男)から友人*入選を祝われたお礼の場合です。


お祝いの電報をありがとう。


一つの目標を達成した満足感を味わっています。


私のように田舎で暮らしている者は、指導してくれる人もおらず、展覧会を見る機会もありません。


まったくの手さぐりで、画材も身近に存在する風景や人物、動植物などに限られます。


今度入選した作品は、カトリック教会堂のある丘を背景にして、港風景を描いたものです。


子供のころから見慣れている風景なので、これまでにも何点か習作をしていますが、描いているときはそうでなくても、描きあげてしまうといつも決まってがっかりさせられたものです。


それが、今度ばかりは違っていました。


なんとかいけそうな気がしますので出品したわけです。


展覧会に入選したからといって、私の生活に変化が起こるはずもありません。


絵を描くことは私にとってはあくまでも趣味です。


これからも趣味として描きつづけようと思います。


とりあえずお礼まで。


妻から知人 の場合

妻から知人*当選を電報で祝われたお礼の場合です。


夫がこのたび町長に選ばれましたことで、ご丁重なお祝いのお言葉を頂戴いたし、まことにありがとうございました。


ご承知のように、夫はこれまで教育畑を歩いてきた人問です。


政治向きのことはあまり興味がなく、議員や首長になりたいという野心もなかったようです。


それが、ひょんなことから白羽の矢を立てられ、初めは固辞しておりましたけれど、とうとうロ説き落とされた形で立候補いたしました。


選挙を争うのは経験のないことですから、夫も私ども家族の者も、いっさいを推薦者グループの皆様にお任せして、選挙参謀のお方のご指示どおりに動きました。


それでも立候補しました以上は、万一落選しましたら本入の責任であり、支援してくださる人たちに申しわけないことだという気持ちが日増しに高まり、なんとも言いようのない重苦しい毎日を過ごしました。


幸い当選することができましたので、自分たちの喜びというより、支援者の皆様へのお義理が立ったという安堵の気持ちが強うございます。


今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。


まずはとりあえずお礼まで。

当選を祝いのお礼

本人(男)から知人*当選を祝われたお礼電報の場合を、本日はご紹介しようと思います。


このたびの私の市議当選に当たり、ご祝電を頂戴いたしまことにありがとうございました。


確定した地盤がなく、金もない私のような若輩が、市議選挙に打って出るのは、ドン・キホーテみたいなものだという声もありました。


しかし、市政をいつまでも老人支配に任せておいたのでは、時代の推移に適応した都市づくりも、市民の譲刺とした活動も期待できません。


私は私と同じ世代の市民の声を直接市政に反映させたく、あえて挑戦を試みました。


幸い、若い有権者層の支持を得ることができて、大方の予想を上回る結果となって現われ、自分でも驚いています。


議員として今後私がどれほどの実績をあげることができるか、すべては私の努力いかんにかかっていることです。


私を支持してくださった人たちの期待を裏切らないよう、初心を忘れず市政に取り組んでいきたいと思います。


今後ともご支援のほどお願い申しあげます。


まずは書中お礼まで。


本人(女)から友人へ 退院を祝のお礼

本人(女)から友人*退院を祝われたお礼電報の場合です。


私が退院しましたことで、わざわざお祝いのお言葉を頂戴いたしましてまことにありがとうございました。


健康には自信のありました私でしたが、初めは風邪だとばかり思っておりましたところ、急性腎炎と診断され、あわてて入院したような次第です。


生まれて初めて経験しました入院生活は、味気ないの一語に尽きます。


絶対安静の期聞を過ぎてからも、医師や看護婦からきびしく監視されているみたいで、萎縮した気分の毎日でした。


土曜日と日曜日には、主人が来てくれました。


患ってみて、夫婦の結びつきというものが、精神的にも強いことを知らされた思いがいたします。


肉親のいない土地で病気にかかり、今度のように入院しなければならなくなったとき、頼れる人間は夫だけだということが、よくわかりました。


医師のお話では、完全に良くなったから再発の心配はないとのことです。


炊夢も洗濯も普通にいたしております。


他事ながらご休心くださいませ。


気候不順の折からお身おいといくださいますよう願いあげます。


まずはとりあえずお礼まで。


退院を祝いのお礼

本人(男)から知人*退院を祝われたお礼の場合です。


退院のご通知を差し上げましたところ、折り返しお祝いの電報を頂戴しまして恐れ入りました。


ほんとうに全快したのかどうか、自分ではいささか疑問をいだいておりますが、入院前にくらべますと気分が快くなったのは事実です。


精密検査の結果も、とりたてて異常と考えられる症状はないと医師は申します。


とは申しましても、胃袋の一部分を切りとったのですから、普通の体ではなくなったことを否定することはできません。


もちろん酒はやめました。


タバコは一日十本以下にしています。


勤め先のことは気になりますが、しばらく自宅で静養を続け、体力が回復したら出勤し、はかばかしくなければ退職するまでのことと割り切っています。


あせってみたところでどうなるものでもないでしょう。


私が勤めをやめましてもこれまでどおり家業のほうを女。


房が続けているかぎり、食うだけのことはなんとかなりそうです。


ご放念ください。


とりあえずお礼まで。

本人(女)から知人へ 開業を祝のお礼

本人(女)から知人*開業を祝われたお礼の場合です。


このたびの私の洋裁店開業をお祝いくださって、わざわざお電報を頂戴いたしましたこと、まことにうれしく存じます。


これまでお知り合いのお方ばかりを相手に注文をいただき、家事の合間に仕立てるといった、いわば片手間の仕事でよかったものが、店を構えたとなりますと、悠長な気持ちではやってゆけませんので、急に忙しくなり、神経もひどく疲れます。


幸い、といえますかどうか、子供がいませんので、育児に時間をとられることがなく、もっぱら自分の仕事に取り組めばよく、その仕事も洋裁学校に通っている義妹が、実習を兼ねて手伝ってくれますので助かります。


一流のホテルでショーを開くといった夢はもっていません。


商売として続けていければそれでよいと思います。


小さな望みでしょうけれど自分の好きな仕事をして、それで生計の足しになることでしたら満足です。


当地においでになられる機会がありましたなら、ぜひ一度私の店の様子もご覧になってください。


とりあえずお礼申しあげます。

開業を祝われたお礼の場合

本人(男)から知人*開業を祝われたお礼の場合です。


拝復ご丁重な電報を頂戴して恐縮しました。


少額の資金で開業したのですから、先行きの見通しなどつくはずはありません。


店舗とは名ばかりのちゃちな構えで、陳列している商品の種類も数も貧弱です。


しかし思ったよりは客足がつきました。


近くに同業者がいないこともあって、手芸品がよく売れます。


手づくりの品物であるということが魅力なのでしょう。


仕入れは今のところ個人相手で、品物を預かり、協議して値段をつけ、売れたら一定額のマージンをもらうという方式です。


一種の委託販売ですが、売れる見込みのない品物は最初から預からないことにしています。


手芸品だけでは商売になりませんから、アクセサリー類も扱っています。


これは問屋から仕入れます。


おいおい宣伝にも力を入れたいと思います。


今後ともなにかと貴台のお知恵、ご助言を.頂戴したいと存じます。


まずはとりあえずお礼まで。